「SSSS.GRIDMAN」最終話を観終わって。アレクシス・ケリヴと宝多六花は、未来のアカネのメタファー説。
最終話まで観て、しばらくグルグルと考え続けていることがある。
それは、
アレクシス・ケリヴ = コンピュータワールドに閉じこもり続けた未来のアカネ
宝多六花 = 外の世界に出た未来のアカネ
の隠喩なのでは? ということ。
アレクシスは「決して死ぬことのない身体」を持っている。ただ、それ故に彼は虚無だった。彼はその心を満たすために、アカネにとりつき、情動を吸収していた。
UNIONの歌詞にある「君を退屈から救いに来たんだ」は、もちろんアカネに対して向けられた言葉だとは思うが、この世界で真に退屈していたのはアレクシスだったのではないかなーと思う。
そしてアカネがもしあの世界に閉じこもり続けていたとしていたら、いずれは、アレクシスと同様の虚無に陥るだろう。あの世界には成長が無いからだ。
そんなアレクシスに対するキャラが宝多六花だ。
劇中で最も成長したのは六花なんじゃないかなと思う。
六花はとにかく、言葉に出し、良く動く。すぐにどっか走っていく。あとめちゃくちゃ優しい。JKの姿をした天使。
今にして思えばこれらの性質は全て、アカネの背中を押すということが六花に課せられた使命だったからで、その使命を全うするために必要だった能力なんじゃないかなと思う。
正直まだちょっと考えがまとまらない。
物語のラストシーン。リアルアカネがベッドから目覚めるところで終わる。一見すると申し分ないくらい綺麗に纏まったように思えるラストだが、まだやり残したことがあるだろう!
それは、コンピュータワールドから出たリアルアカネが成長したという印を示すこと!
だから、頼むから続編をお願いします! ボイスドラマだけでいいから! いやOVA……いや新規シーン追加まとめ劇場版……いや二期、三期……! なんでもいい……なんでもいいから続編をくれよ! 頼むよ……。俺を退屈から救ってくれよ……。
とりあえずBDは全巻予約して、キャラソン買いました。イベント当たれや。